大澤 正彦
「ドラえもんをつくりたい!!!!」
そんな夢を小学生のからずっとおいかけ,今も自分の中の志として持ち続けています.また,いろいろな学問をつなげていきたいというおもいから,現在は「人工知能」の他に「神経科学」と「認知科学」の知見を積極的に活用しています。
MY LATEST RESEARCH
興味
Human-Agent Interaction
神経科学
人と人工物との間をデザインするアプローチ.
特に"他者モデル"と呼ばれる他人の心のモデルをいかに獲得するかに興味があります.
人の仕組みを内側から明らかにしていくアプローチ.
工学に利用するために頻繁に参考にしています.
Biologically Inspired Cognitive Architecture
生物の知見を参考にした工学.
現在な脳の中で記憶に重要な役割を果たすとされる海馬の機能を実現できるような工学モデルを目指しています.
認知科学
人の振る舞いを外側から観察して、人を理解するアプローチ.
認知科学的に知られている知見を工学的に再現することを目指しています.
人工知能
私がもっとも軸を置いている分野.
私は工学者としてドラえもんを作りたいと思っています.
MY RESEARCH
海馬を参考にした工学モデルの開発
海馬の構造を真似る形で,最近注目を集めているDeep Learningを拡張する基礎研究に取り組んでいます.
現在までに二系統のモデルを提案しています.
半自律テレプレゼンスロボット
学習機能を持った遠隔操作ロボットの研究を行なっています.人の操作や価値観を学ぶことで,ロボットが自律機能を獲得して,遠隔操作者をサポートすることができるだけでなく,人の行動や価値観のモデルを獲得することが期待できます.
物理シミュレータ上での学習環境
物理法則が実装されたシミュレーション環境であるgazeboと,ロボット用のミドルウェアであるROS上でロボットが学習するためのフレームワークであるRe:ROSを開発しています.
京都大学の上乃聖君との共同研究です.
脳型アーキテクチャ可視化ツール
脳と対応付けがされているアーキテクチャのどのモジュールが利用されているかをリアルタイムに可視化するソフトウェアを開発しています.
京都大学の清丸寛一君との共同研究です.
ろぼみ
ろぼみは,工業高校生時代の卒業研究で作成されたロボットです.
当時,3D映像を利用した半自動遠隔操作ロボットの研究としてとりくまれていました.
全脳アーキテクチャ若手の会は,私が学部4年生だった2014年に設立しました.
学生/社会人,ビジネス/アカデミックを問わず老若男女が,幅広い知識共有やネットワーキングができる場となることを目指しています.
1人で始めた会ですが,2019年10月現在では2400人を超えるメンバーが参加しています.
設立から2017年5月まで代表を務め,現在は代表を引退しましたが今も運営として参加しています.
詳しくは,webページをご参照ください.